車のタイヤがパンク!はじめて自分で修理してみたら、その後どうなった?

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【パンク修理】

車のタイヤがパンクしてしまいました。「パンクは、自分で直せるのか?」ということで、今回、市販のパンク修理キットを使って補修にチャレンジしてみました!

今回の記事は、以下の方にオススメです!
■市販のパンク修理キットの使用方法を知りたい
■作業のポイントを知りたい(初めてのパンク修理ならではの目線で、作業のポイントを記載)
■パンク修理のその後の様子を知りたい
※本記事は、メルテック パンク修理キット 「Meltec ML-331」のレビュー記事としても読んで頂けます。
※本記事は、参考記事です。事故につながる恐れがありますので、作業の判断は自己責任で実施して下さい。

パンク修理キット

車のタイヤのパンク修理は、私のような素人には難しいように思えますが、市販の修理キットを使えば修理することができます(できました)!

パンク修理キットは、カー用品店やホームセンター、Amazonなどのネット通販などで販売(約1,500~2,000円)されています。

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修理できないパンクもあるので注意!

修理できるパンクは、タイヤのトレッド面(地面に設置する面)に釘やネジが刺さっている場合だけです。その他のパンクはタイヤ交換になります。

使用上のご注意
本製品は、トレッド面の傷穴のパンク 修理キットです。
■以下の様なパンクには使用できません。
・直径が6mm以上の傷穴。
・ガラスや鉄片、鋭利な刃物の裂傷。
・トレッド面以外のパンク。
(サイドウォールやショルダー部分等)
■以下の様なタイヤには使用できません。
・すり減った、老化したタイヤ等。
・チューブの入ったタイヤ。
・トラック用タイヤ。
■ラバーセメント以外の接着剤を 使用しないでください。
引用元:メルテック大自工業株式会社 パンク修理キットMeltec ML-331説明書

■メルテック パンク修理キット  Meltec ML-331 パッケージ裏面の説明書

【メルテック】Meltec ML-331 パッケージ裏面の説明書

タイヤ交換する道具も必要です!

パンクが後ろタイヤの場合、タイヤを取り外す必要があります。前タイヤの場合、タイヤを取り外さなくてもハンドルを切って作業ができないこともないのですが、取り外した方が作業しやすいと思います。いずれにしても、タイヤ交換する道具一式は必要です。

車載ジャッキ以外に必要となる道具

【1】エアーコンプレッサー
エアーコンプレッサー

【2】エアーゲージエアーゲージ

【3】トルクレンチトルクレンチ

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実際のパンク修理と作業のポイント

説明書に従って修理してみました。初めてのパンク修理ならではの目線で、作業のポイントを記載してありますので参考にしてみて下さい。※今回の作業の様子は「メルテック パンク修理キット」を使用した場合です。

【1】タイヤを外し、刺さっている釘やネジをペンチなどで取り除きます。

【パンク修理】タイヤに刺さったネジを抜く

作業ポイント!
■穴の位置を見失わないよう、付属のチョークで印をつけます。
■ネジの場合はペンチで抜くより、ドライバーで回した方が取り除きやすいです。
■釘やネジを抜くと勢いよく空気が漏れてきます。次の作業で使用するスクリュードライバーをすぐに差せるよう準備しておくと空気の漏れを最小限にすることができます。(空気が抜けきってしまうと作業がやりにくいため)

 

【2】スクリュードライバーの金属部分に付属のラバーセメントを塗ります。

【パンク修理】スクリュードライバーにラバーセメントを塗る

作業ポイント!
■付属のラバーセメントは滴り落ちるくらいのトロトロです。下に垂れてもいいように新聞紙などを敷いておくと安心です。

 

【3】スクリュードライバーを右に回しながら、スクリュードライバーの根本まで差し込みます。

【パンク修理】スクリュードライバーを根本まで差し込む

作業ポイント!
■スクリュードライバーは右回しです。

 

【4】スクリュードライバーを右に回しながら、スクリュードライバーを半分くらい引き上げます。再び【3】の要領でスクリュードライバーを根本まで差し込みます。これを数回繰り返します。
【パンク修理】スクリュードライバーを半分引き上げる

最後は半分引き上げた際にスクリュードライバーの金属部分にラバーセメントを塗布してからスクリュードライバーの根本まで差し込みます。

【パンク修理】スクリュードライバーの金属部分にラバーセメントを塗る

作業ポイント!
■上に引き上げるときも、スクリュードライバーは右回しです。
■次の作業で使用するラバースティックの準備ができるまでは、空気が抜けないようスクリュードライバーを差したままの状態にします。
■空気が抜けている場合は、この時点でエアーを補充すると次の作業がやりやすくなります。

 

【5】インサートドライバーにラバースティックを差し込み、ラバーセメントを塗ります。

【パンク修理】インサートドライバーにラバースティックをセットする

作業ポイント!
■ラバースティックが左右均等になるように差し込みます。

 

【6】差し込んだままにしてあるスクリュードライバーを抜き、【5】で準備したインサートドライバーの先端を開けた穴にいれ、ラバースティックを挿入します。(ラバースティックが二つ折りになります)

ラバースティックが2cmくらい表に出ているくいの状態になったらインサートドライバーを引き抜きます。

■ラバースティックの挿入に関する説明書き
【メルテック】Meltec ML-331 パッケージ裏面の説明書「インサートドライバー」引用元:メルテック大自工業株式会社パンク修理キットMeltecML-331説明書

下記写真は、ラバースティックの先端を約2cmほど残してインサートドライバーを抜いた様子です。

【メルテック】「Meltec ML-331」ラバースティックを挿入した様子

 

作業ポイント!
■ラバースティックの挿入には、めちゃくちゃ「力」が必要です。全体重をかけて、さらに力いっぱい押し込む感じです。
■二つ折りになったラバースティックの表にでている部分が2cmくらいのところで、タイヤを突き抜いた感触が伝わってきます。

 

【7】ラバースティックを3mm残して、ニッパやハサミなどでカットします。

【メルテック】「Meltec ML-331」ラバースティック挿入した挿入後にカットした様子

空気圧調整をし、タイヤを戻して完了です!

パンク修理後の様子!

修理して3週間、高速道路走行約60kmを含む約1,000km程度走行しましたが、今のところ問題はありません。

※一般的にはパンク修理を行ったタイヤは、高速道路の走行を控えるのが無難とされているので注意!

下記写真は、パンク修理した箇所の様子です。ラバースティックが押し込まれて(削れて?)タイヤのトレッド面と一体化しています。

【パンク修理】修理後1000km走行後の様子

修理直後に290kPaで調整した空気圧の約1,000km走行後に測定してみました。下記写真からも分かるように、エアゲージの針は290kPaをわずかに下回った程度であることから、初めてのパンク修理は成功したといえるでしょう。

【メルテック】「Meltec ML-331」パンク修理1000km後の空気圧

メルテックパンク修理キットについて

パンク修理キットには、ラバースティックが7本付属しています。理論的には、7回分の修理ができますが、同じく付属のラバーセメントの量では足りなくなりそうです。(そんなに何回もパンクしたくはありませんが・・・)

付属のポーチにコンパクトに収納されていて車載しやすいのが特徴。パンクへの備えとして車載しておくとドライブの安心感が違うかも!?

【メルテック】「Meltec ML-331」パンク修理キットの中身

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はじめてのパンク修理でしたが、キットを使用すれば作業の難易度は低めです。修理したタイヤは一般道であれば、タイヤ自体の寿命まで使用できると言われています。新しいタイヤに交換するかどうか注意深く様子を見ながら判断したいと思います。

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