オールドコンデジ(古いコンパクトデジタルカメラ)がZ世代を中心にインスタで盛り上がってます!
なぜ最新のコンデジではなくオールドコンデジなのか?綺麗な写真ならスマートフォンでも簡単に撮れます。しかし、今ブームとなっているのはレトロでフィルム的な写真。
なので、オールドコンデジとして求められるのは、2010年頃までの画素数が低い写りの甘いコンデジなのです。
今回ご紹介するオールドコンデジは、富士フイルム”FinePix”のFシリーズ。
”エモい”写真を撮れる富士フイルム「FinePix Fシリーズ」!
FinePix Fシリーズの中でも、2005年から2007年に発売されたF10/F11/F30/F31fd/F40fdの5機種は、600万画素から800万画素という絶妙な画素数で”エモい”撮影にピッタリです。
この時代の富士フイルム”FinePix”のFシリーズは、高感度を活かした夜の撮影を得意としており、その独特のフィルム的な夜景の写りが魅力です!
>>>「FinePix F31fd」の作例はコチラ!夜の写真を多数掲載!!
FinePix F10の主な仕様
2005年3月発売。「スーパーCCD ハニカムV HR」 と「リアルフォトエンジン」の搭載により、有効画素数630万画素で最高感度ISO1600を実現。
有効画素数 | 630万画素 |
記録メディア | xD-ピクチャーカード(16MB~1GB) |
記録方式:写真 | Exif Ver2.2 JPEG準拠/DPOF対応 |
記録方式:動画 | AVI形式、Motion JPEG |
記録方式:音声 | WAVE形式、モノラル |
撮影感度 | AUTO、ISO80/100/200/400/800/1600 |
露出補正 | -2.0EV~+2.0EV 1/3EVステップ |
本体外形寸法(mm) | (幅)92.0(高さ)58.2(奥行き)27.3 |
FinePix F11の主な仕様
2005年10月発売。F10からのマイナーチェンジ機で基本スペックや本体の外観に大きな変更はありませんが、以下の機能が追加されています。
- 絞り/シャッタースピード優先AEの追加
- TTL分割測光数が64から128へアップ
- マクロモードの最短撮影距離の短縮
基本スペックは FinePix F10 と同等です。
FinePix F30の主な仕様
2006年5月発売。「スーパーCCD ハニカムVI HR」 と「リアルフォトエンジンⅡ」の搭載により、従来より1段上の最高ISO3200の高感度を実現。「iフラッシュ」と呼ぶ新技術によって内蔵フラッシュの性能も向上。有効画素数630万画素を堅持。
有効画素数 | 630万画素 |
記録メディア | xD-ピクチャーカード(16MB~1GB) |
記録方式:写真 | Exif Ver2.2 JPEG準拠/DPOF対応 |
記録方式:動画 | AVI形式、Motion JPEG |
記録方式:音声 | WAVE形式、モノラル |
撮影感度 | AUTO、ISO100/200/400/800/1600/3200 |
露出補正 | -2.0EV~+2.0EV 1/3EVステップ |
本体外形寸法(mm) | (幅)92.7(高さ)56.7(奥行き)27.8 |
FinePix F31fdの主な仕様
2006年11月発売。F30と比べて、基本スペックや本体の外観に大きな変更はありませんが、以下の機能が追加されています。
- 顔検出機能「顔キレイナビ」搭載により、人物をよりキレイに撮影
- 内蔵メモリーが10Mから26Mにアップ
- 再生時の補助機能として赤外線通信、スライドショーが追加
基本スペックは FinePix F30 と同等です。
FinePix F40fdの主な仕様
2007年2月発売。830万画素にアップしたものの、絞り優先AEとシャッタースピード優先AEがなくなり最高感度が3200から2000にスペックダウン。最大の進化は本体が薄くなり、SDカードが使用できるようになったこと。
有効画素数 | 830万画素 |
記録メディア | ・xD-ピクチャーカード(16MB~1GB) ・SD(2GBまで) |
記録方式:写真 | Exif Ver2.2 JPEG準拠/DPOF対応 |
記録方式:動画 | AVI形式、Motion JPEG |
記録方式:音声 | WAVE形式、モノラル |
撮影感度 | AUTO、ISO100/200/400/800/1250/1600/2000 |
露出補正 | -2.0EV~+2.0EV 1/3EVステップ |
本体外形寸法(mm) | (幅)95.7(高さ)59.0(奥行き)23.3 |
オールドコンデジ「FinePix Fシリーズ」は、コレに注意!
オールドコンデジとして「FinePix Fシリーズ」を購入する場合の注意点3つをまとめてみました!
【注意点1】記録メディアは「xD-ピクチャーカード」
もしかすると「xD-ピクチャーカード」ってなに?という方も多いのではないでしょうか。
今でこそコンデジの記録メディアといえば『SDカード』が主流ですが、当時の富士フィルム製のコンデジ「FinePix Fシリーズ」やオリンパス製のコンデジは「xD-ピクチャーカード」のみ対応の機種が多く存在します。
この「xD-ピクチャーカード」は、現在では入手しづらい記録メディアとなってきています。
なので、「FinePix Fシリーズ」を購入する場合は、記録メディアの付属有無なども確認する必要があります。※FinePix F40fd は SDカードに対応
【注意点2】スマートフォンに取り込むカードリーダーが必要
「FinePix Fシリーズ」に限ったことではありませんが、オールドコンデジにはWi-Fi連携機能等がありません。なので、写真をスマートフォンに取り込むためにカードリーダーが必要になります。カードリーダーは「xD-ピクチャーカード」に対応している必要があります。
【注意点3】今でもすぐに売れてしまう?!
「FinePix Fシリーズ」は、コンデジファンの中では比較的人気があり、今でも程度のよい中古はすぐに売れてしまう傾向があります。見つけたらラッキーかも?!
どうしても「FinePix Fシリーズ」がみつからない場合は、比較的入手しやすい600万画素機としてキヤノンの”IXY DIGITAL”もチェックしてみて!
■中古品の取扱いも豊富な日本最大規模のカメラ専門店、カメラのキタムラのショッピングサイトも要チェック!>>>
オールドコンデジでスマートフォンとは違った写りとカメラで撮る楽しさをぜひ体感してみて!
コメント