スタッドレスタイヤに交換。今年も自分でやってみました!

スタッドレスタイヤ交換表紙

初雪のニュースが流れ、冬の気配が感じられる季節となってきました。
本格的な冬シーズンに入る前のこの時期、自動車のタイヤを自分でノーマルからスタッドレスに交換しています。雪国へのおでかけや突然の大雪にそなえての交換です。
交換工賃を節約するために自分で行うようになって、10年ほどになりました。今回は、私の行っている交換方法のご紹介です。これから、自分でやってみようという方への参考記事となります。

自分で行うスタッドレスタイヤへの交換

自動車学校で学んで以来、タイヤ交換は業者さんにまかせっきりという場合も多いと思います。準備さえしっかりできれば、自分でも意外と交換できます。

準備するもの

準備する工具と事前にすることをまとめてみました。工具を揃えると15,000円程度かかりますが、毎回業者さんに依頼することを考えると、すぐにもとが取れる料金です。

1.ジャッキ(車載品)

最近の自動車はジャッキが付属していない可能性もあるので、車載品のジャッキがあるかどうか確認する必要があります。ない場合は、油圧ジャッキを購入すると便利です。(5,000円程度)

車載ジャッキ

車載ジャッキ

2.クロスレンチ

ジャッキアップ用のレンチで代用できますが、作業効率がまったく違ってくるので、クロスレンチを準備したいところです。(1,000円程度)

クロスレンチ

クロスレンチ

3.トルクレンチ

タイヤ交換で最も気を遣うのが、ナットの締め付け具合(トルク)です。緩いのはもちろんのこと、締め付けすぎてもトラブルや事故につながります。規定値でしっかり締め付けてくれるトルクレンチは絶対に欲しいところです。(3,000円~4,000円程度)

トルクレンチ

トルクレンチ

4.エアーコンプレッサー

保管していたスタッドレスタイヤは意外と空気が抜けています。エアーコンプレーッサーで空気を補充しましょう。(2,000円~4,000円程度)

エアーコンプレッサー

エアーコンプレッサー

5.エアーゲージ

エアーコンプレッサーの目盛りでだいたい合わせたら、最後はエアーゲージで微調整すると安心です。(1,000円~2,000円程度)

エアーゲージ

エアーゲージ

6.軍手

手の保護の為に軍手をして作業をしたほうがいいでしょう。すべり止め付きの軍手がやりやすいという声もありますが、どちらでもいいと思います。

7.規定の空気圧の確認

事前に空気圧の規定値を確認しておきます。取り扱い説明書に載っていたり、運転席のドアを開けたあたりにシールでが貼ってあったりすることが多いです。

空気圧の規定値シール

空気圧の規定値シール

8.ホイールの締め付けトルクの確認とトルクレンチのセット

事前に自分の車のホイール締め付けトルク値を確認しておきます。取り扱い説明書や自動車メーカーのホームページで確認できます(ディーラーに聞くのが早いかも)。
事前に、準備したトルクレンチの値を規定値に合わせておきます(トルクレンチの説明書に詳細が書いてありますので参照して下さい)。

交換の流れ

タイヤ交換は1本ずつ行います。ジャッキアップしたら、すぐに交換できるように、交換するタイヤを近くに準備しておきましょう。
素早く交換することで、車にとって不安定なジャッキアップ時間を少しでも短く終わらせましょう。(今回は、ノーマルタイヤがスチールホイール+ホイールカバー、スタッドレスタイヤがアルミホイールの場合となります。)
所用時間は2時間程度が目安となります。

1.ホイールカバーを外します。

ホイールカバーは大きな爪ではまっているだけです。マイナスドライバーや車載レンチの後ろ側をスチールホイールとホイールカバーの間に突っ込み、こじって浮かせます。(ホイールカバーによっては、外す位置に切り欠きがあるので、その位置に突っ込みます。力まかせに浮かそうとすると、ホイールカバーの破損につながるので、浮きやすい位置を探りながら行うといいでしょう。)
ホイールカバーが浮いてきたら手前に引っ張って外します。他の3本も同様にホイルーカバーを外します。

ホイールカバーを外す

ホイールカバーを外す

2.ジャッキアップポイントを確認します。

ジャッキアップポイントは、取扱い説明書に記載されていますので、必ず確認して下さい。ジャッキアップポイントを間違えると、ジャッキアップ中に車体がぐらついたり、フレームゆがみにつながりますので、注意が必要です。

ジャッキアップポイント

ジャッキアップポイント

3.ナットを少し緩めます。

ジャッキアップポイントにジャッキをセットし、ジャッキアップしていきます。
(1)最初に車体が浮いてきます。(タイヤは地上に接地したままの状態)
(2)さらにジャッキアップするとタイヤも地上から浮いてきます。
ナットを緩めるためには、大きな力がいるので、タイヤを完全に浮かせた状態で行おうとすると車がぐらつき、危険です。
まずは、(1)の状態までジャッキアップして、ぐらつかないことを確認しつつ、タイヤが地上に接地した状態でナットを少し緩めます。(写真は土の駐車場で行っていますが、慣れてくるまでは、コンクリの駐車場で行うようにしましょう。ジャッキアップ中に土が沈み込んで、ジャッキが外れる恐れがあります。)

ナットを少しだけ緩める

ナットを少しだけ緩める

4.ナットとタイヤを取り外します。

タイヤが地上から浮くまでジャッキアップします。
続けて、スチールホイールのナットをクロスレンチで全て取り外し、タイヤも取り外します。スチールホイールを止めているナットには取り付ける方向があります。次回ノーマルタイヤへ交換する時にナットの向きで悩まないよう写真などを撮っておきましょう。

タイヤを浮かせた状態

タイヤを浮かせた状態

ナットの向き

ナットの向き

タイヤを外した状態

タイヤを外した状態

5.スタッドレスタイヤを取り付けナットで仮止めします。

スタッドレスタイヤを取り付け、クロスレンチを使用し、アルミホイール用のナットで締めます。仮止めですので、ナットが回らなくなるくらいで十分です(車が浮いた状態なので、力いっぱいやるとぐらついたり、ジャッキが外れる恐れがあります)。また、ナットの締める順番は対角で締めていくようにします。

ナットを締める順番

ナットを締める順番

6.トルクレンチで締めます。

タイヤが地面に接地するまでジャッキダウンします(車体はまだ浮いた状態)。事前に規定値にセットしたトルクレンチで仮止めと同様の順番でナットを締めていきます。
トルクレンチは上下に動かし、規定トルクに達すると『ガッチン』という音とともに手ごたえがしたら締め付け完了です。すべてのナットを締め終えたら、完全にジャッキダウンします。
残り3本も同様に2から6までの作業を繰り返します。

トルクレンチでの締め付け

トルクレンチでの締め付け

7.エアーコンプレッサーで空気を補充します。

エアーコンプレッサーを使用し、事前に確認しておいた空気圧の10%増しくらいで空気を補充します。

エアーコンプレッサーによる空気の補充

エアーコンプレッサーによる空気の補充

8.エアーゲージによる空気の微調整を行います。

エアーゲージをあて、空気圧を測定します。エアーゲージは空気圧を測りながら、余分な空気を抜くことができるので、多めに補充した空気を抜いて、事前に調べた規定値に合わせます。

エアーゲージによる空気圧の微調整

エアーゲージによる空気圧の微調整

9.最終確認を行います。

少し走行しナットのゆるみや取付け異常がないか確認します。走行後、トルクレンチで再度、全てのナットを締めなおし、空気圧も再確認します。以上で、スタッドレスタイヤへの交換は完了です。

最後に

スタッドレスタイヤの交換は意外に自分でできる作業です。ただし、重大な事故やケガにつながる恐れもありますので、作業は慎重に行いましょう。
また、作業は全て自己責任のもと行ってください。事故や故障、ケガ等の一切の責任を負いかねますのでご了承願います。本記事における作業方法等は、ひとつの例としてのご紹介となります。
スタッドレスタイヤの交換を自分でチャレンジしてみようという方に、本記事が少しでも参考になれば幸いです。

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