タブレットのバッテリー膨張を体験!2年使用の「TECLAST P80」の末路とは?!

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タブレットバッテリー膨張

タブレットやスマホでよく聞くバッテリー膨張をついに体験してしまいました。バッテリー膨張したのは約2年間使用した「TECLAST P80」。

TECLASTの読み方は”テクラスト”、中国の会社です。ネット通販ではお馴染みの安価タブレットの代表。

比較的新しいタブレットのバッテリーが、なぜ膨張したのか?膨張にいたるまでの経緯と考察についてまとめてみました。

今回の記事は、タブレット「TECLAST P80」のバッテリー膨張の経緯と考察です

バッテリー膨張の状況

今回バッテリー膨張したタブレットは、2022年6月に購入した「TECLAST P80」です。

バッテリーの膨張は、2024年4月に発生しました。使用開始から約2年後です。最後に使用してから1週間後くらいに画面が完全に浮いていました。実際の写真はコチラです。

【TECLAST P80】バッテリー膨張で浮いた液晶

画面が浮いて大きくゆがんだタブレットから、バッテリーを取り出してみました。その写真がコチラです。

【TECLAST P80】膨張したバッテリー

もう一つ、別角度から撮った下記の写真を見るとバッテリーの中心から大きく膨らんでいることが分かります。また、シールドが少し裂けている部分もあります。

【TECLAST P80】膨張したバッテリーの写真

バッテリー膨張までの経緯

タブレット購入後、1年間ほど就寝前のYouTube視聴に利用していました。20~30分視聴してそのまま寝落ち、電池が減ってきたら充電するという繰り返しで利用していました。

その後、別のタブレットを主に使用したため「TECLAST P80」の出番は減り、約1年ほど放置となりました。しかし、通勤中に読みたい本(電子書籍)がでてきたので、1年ぶりに充電して持ちだすと電池残量約80%ほどで”電源が落ちる”現象が発生するようになっていました。

一週間ほどその状態で使用し、本を読み終えて再び一週間ほど放置したところ、バッテリー膨張となってしまいました。

今回のバッテリー膨張の考察

約2年程度使用の比較的新しいタブレットのバッテリーが、なぜ膨張したのか?

一般的にタブレットのバッテリー膨張の原因としてあげられているのは、過充電と過放電によるバッテリーの劣化。今回は、1年間の放置期間で過放電となりバッテリーの寿命を縮めてしまった可能性が高く、”電池残量約80%で電源落ち”する時点でバッテリー劣化していたと考えられます。

1年間の放置期間がなければ、通常使用できていた可能性が高く残念なことをしました。ただ、高級機種であれば大丈夫だったかもしれない疑念は残りますが・・・。

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バッテリパックの膨張について
主に、薄型のノートパソコンやタブレットには、リチウムイオンポリマーという、薄型のバッテリパックが搭載されています。
この、リチウムイオンポリマーバッテリは、劣化が進行すると、内部にガスが発生し、膨張する場合がありますが、これはリチウムイオンポリマーバッテリの一般的な特性であり、バッテリの故障や不具合ではありません。
ただし、バッテリパックが膨張すると、ノートパソコンやタブレットの画面や、内部の部品等の故障を誘発する可能性があります。バッテリパックが膨張した場合は、速やかにPC・タブレットのメーカーに、バッテリパックの交換修理を依頼するようにしてください。

一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)PC・タブレット事業委員会公式ページより引用
URL:https://home.jeita.or.jp/pc_tablet/

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