ビジネスシューズの「かかと減る問題」を解決した、ドンキの靴「SSC」。2017年の発売以来、もっとも気になるビジネスシューズでした。しかし、料金が折り合わず購入を見送っていました。ひさしぶりにビジネスシューズ売場をチェックしたところ、安くなっていたので購入。実際に履いてみてわかった良いところと微妙なところをまとめてみました。
ドンキのビジネスシューズ「SSC」とは?
「SSC」は、スライドソールチェンジの略で、ビジネスシューズの「かかと減る問題」を解決した画期的な商品です。靴からヒールがはずれるようになっており、自分で工具無しのワンタッチ交換ができるようになっています!
「かかとが減ってもうだめかな?」という時に、ヒールをワンタッチ交換すれば、また靴を履き続けられるというなかなかの商品です。
(定価は5,900円ですが、今回は4,900円で購入することができました。)
ヒール交換は超かんたん!
ヒール交換を実際にやってみると、すごく簡単にできました!
ロック解除ボタンを押しこみながら、後ろ側にヒールをずらすだけです。
これならば、「工具いらずで10秒交換!」できます。
■ロック解除ボタンは、ヒールの内側にあるので目立ちません。
■ロック解除ボタンを押しながらヒールを後ろにずらせば、ヒールが外れます!
商品の詳細情報!
商品は、靴と交換用ヒールが1セット同梱されています。靴の種類は、「ヴァンプ」「ストレートチップ」「ストレートチップブラウン」「ソワールモカ」「ビット」「モンクストラップ」の6種類!(今回、私が購入したのが「ヴァンプ」になります)。
履いてみてわかった!良いところと微妙なところ!
実際に履いてみてわかったことをまとめてみました!
良いところ
■履き心地はまずまず!
靴にとって一番大事な履き心地は、他の同価格帯の靴と比べると同等に感じました。ヒールの関係なのか若干前のめり感があるものの慣れれば問題ないレベルです。
■ヒールと靴のつなぎ目は分からない!
いちばん心配していたのがヒールと靴本体とのつなぎ目です。実際は、近くでみてもまったくわかりません。
■ヒールを左右ローテションすれば、さらに長持ちしそう!
ヒールは左右どちらでもはまります。定期的に左右でローテションすれば、均等に減ってさらに長持ちしそうな感じです。
微妙なところ
■歩く時に「カツカツ音」がします。
ヒールの底はゴム素材のようなのですが、「カツカツ音」がすることが多いです。これは歩き方でも調整はできるのですが、急いでいるときは気になります。
■ヒールが一度だけ外れた!
全速力で走っていた時に、何かが引っ掛かった感じもあったのですが、その時ヒールが外れました。分離したヒールを取りに行くのは意外と恥ずかしい気がしました。
外れたのはこの一度きりです。ビジネスシューズで全速力で走ることもあまりないと思いますのでそんなに心配することはないと思いますが。
■スペアヒール単体での販売はしていないもよう。
店員さんに伺ったところ、スペアヒール単体の販売はしていないとのことでした。靴の他の部分も摩耗するので、ヒールだけ交換しても永久に使えるわけではないということでしょう。
まとめ
ドンキのビジネスシューズ「SSC」を実際に履いてみたら、同価格帯のビジネスシューズと比べても違和感はありませんでした。他の靴と比べると、ヒールローテーションとヒール交換で数倍長持ちしそうです。
ビジネスシューズの選択肢がまた一つ増えたようで嬉しいところです。
コメント
初めまして、鷲谷と申します。
この度SSCについての記事を書かせていただいたのですが、その際に椎良さんのこちらの記事を参考にさせていただいたので、ご挨拶の書き込みです。
SSCのニュースを初めて見た時は感動しました。
これで「かかと問題」が解決すると思ったのですが、使ってみたらちょっとした難点があったのが残念でした。
ただ、この「カートリッジ式」というアイディアはすごいものだと思うので、その他の部分に予算を割けるようになるともっと素晴らしい靴ができそうですね!
それと、誠に勝手ながら自ブログにて椎良さんのこちらの記事のリンクを貼らせていただいたので、ぜひ遊びにいらしてください!
鷲谷さん!コメントありがとうございます。さっそくブログに遊びにいかせていただきました!たまたま私のSSCは大丈夫でしたが、そんな『難点』があったとは・・・。
画期的なビジネスシューズなので、よりよい商品となってくれることを期待したいですね!