昭和世代は要注意?!セレナC26系(2010/11~2016/08) のバッテリー!自分で交換することをあきらめた理由。

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セレナC26バッテリー

愛車セレナC26のバッテリー上がりで、久しぶりにJAFのお世話になりました。ここ数十年、車のメンテナンスはディーラーまかせでしたが、車検での高額なバッテリー交換料金を思い出し、久しぶりに自分で交換しようとしたのですが・・・。

結論からいうと、昭和の頃のようにホームセンターで買ってきて、ただ交換するだけではダメだということが分かりDIYをあきらめました。

■今回の記事では、以下についてまとめています
・セレナC26系のバッテリー交換のDIYが難しい理由
・セレナC26系(2010/11~2016/08) のバッテリー型式
・Amazonや楽天でのバッテリー購入について
・オートバックスでバッテリー交換した結果

バッテリー交換のDIYをあきらめた理由、何がダメなのか?

昔の車のバッテリー交換は、ワイパー交換と同程度の比較的簡単な作業でした。

ところが、今の車は”ECU”と呼ばれる電子制御部品のかたまりです。なので、ショートを起こさないようにするのはもちろんのこと、専用機器による設定のバックアップとリセットが必要となります!これがDIYを難しくしている理由です。

自動車に関連するECUという用語は、Engine Control Unit(エンジンコントロールユニット)として捉えられることもあります。エンジンコントロールユニットとは、エンジンにおける運転制御を電子的に行うためのマイクロコンピューターのことです。現在ではエンジン制御だけでなく、自動車のあらゆる分野で役割を担っていることから、総称としてElectronic Control Unit(エレクトロニックコントロールユニット)として扱われています。
引用元:NECソリューションイノベータ
引用元URL:https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/ss/mobility/column/16/index.html

バッテリー交換時のバックアップとリセットについて、詳しくみていきましょう。

【1】バッテリーを外す間のバックアップ電源が必要

バッテリーを外すと、電気供給が止まり、各電子制御部品の設定が解除されてしまう場合があります。

なので、各電子制御部品の設定を維持するために、バックアップ電源(メモリーバックアップ)という専用機器による電気供給が必要になります。

■バッテリーを外して不具合発生の可能性があるもの
・パワーウインドウ
・オートスライドドア
・バックビューモニター
・アイドリング不調
・時計
など

バックアップ電源により、ECUや電子制御部品の設定がリセットされることを防げます。

なお、メモリーバックアップ機器は、ネット通販やカー用品店などで容易に入手可能です!

【2】アイドリングストップ付車は、リセット作業が必要!

アイドリングストップ付セレナのバッテリー交換のDIYを難しくしている最大の理由はコレ。

バッテリー交換後は専用機器を使用してバッテリ放電電流の積算値のリセットが必要!

リセットをしないとアイドリングストップが正常に機能しなかったり、余計な制御をしてバッテリーに悪い影響を与える可能性があります。

専用機器はOBDテスターやOBD診断機と呼ばれるもので、こちらもネット通販などで購入できます。

しかし、機種選定が難しく、バッテリーのリセット作業ができないものがあったりします。専門知識も必要なので、車を壊してしまう前にショップなどで作業してもらうことをオススメします。

参考:セレナC26系(2010/11~2016/08) のバッテリー型式は?

セレナC26型(2010/11~2016/08) のバッテリー型式は以下の通りです。2WDと4WD、アイドリングストップの有無でバッテリーの型式が違ってきます。

また、S-HYBRID車については、メインとサブの2つのバッテリーが必要になります。

■2WD S-HYBRIDシステム車
メイン: S-95/12-64、サブ: K-42/12-27
■2WD アイドリングストップシステムなし車
55B24L-HR/12-36
■4WD、4WD アイドリングストップシステム付き車
S-95/12-64
>>>日産公式ページ:FAQ/お問い合わせ

圧倒的に安いネット通販、条件が揃えば利用したい

バッテリー交換をDIYしたくなる理由が、Amazonや楽天でのバッテリー価格の安さ。

セレナS-HYBRID車の場合2つのバッテリーが必要です。ディーラー交換の場合は、バッテリーが定価のためか7~8万円と高額です。それに対し、ネット通販なら3~4万円程度で入手できます!

商品リンク

ネットで購入した場合、バッテリーの持ち込み交換作業を引き受けてくれるお店を探す必要があるのが難点です。(まずはディーラーにお願いしてみましょう)

Amazonの場合、取付交換サービス(有料)があります。近くの提携ショップで交換作業をしてもらえるので安心です。

Amazonの取付交換サービスを利用する場合のポイント
・近くに提携ショップがあるかどうか。
・提携ショップがアイドリングストップ車に対応できるかどうか。
・日程調整する余裕があるかどうか。
・取付交換サービスの料金。

結局、オートバックスで交換しました!

オートバックスバッテリーS-95

今回は、バッテリーあがりで急を要していたため、オートバックスで交換しました。セレナC26 4WDのアイドリングストップシステム付き車用として交換したバッテリーは、オートバックスのプライベートブランド「GAIA GOLD BATTERY S95/130D26L」。

オートバックスでのバッテリー交換料金の目安
・交換料金(会員無料):550円(税込)
・リセット作業料金:1,600円(税込)
※2023年11月現在
★オートバックスでバッテリー交換したときのレシートオートバックス_バッテリー交換_レシート

キャンペーン中だった為、バッテリー本体15%OFFで合計\35,430(税込)で交換してもらえました。ディーラーだと5万円以上するのでお値打ちでした。カー用品店は、ディーラーより料金が安くて手軽なのが魅力です。

昔の車のバッテリー交換は比較的簡単にできましたが、今では簡単にDIYできなくなりつつあるようです。なお、今回の記事はセレナC26系の記事ですが後継モデルのC27系でも同様ですので、バッテリー交換時はご注意を!

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