手洗いや歯磨き以外にも、蛇口を引っ張りだして、いろいろ使えるシャワー水栓。今回、シャワーホースからの水漏れが発生したので、自分で交換してみました!
シャワーホースの耐用年数はあるの?
洗面台のキャビネットの奥側にある「水受けタンク」。水受けタンクにシャワーホースが収容されています。
水受けタンクは、シャワーホースの”つたい水”を受け止めてくれます。今回は、シャワーホース自体に亀裂(?)が入ったようで、大量に水漏れしてしまい、キャビン内が水浸しとなってしまいました。
一般的にシャワーホースの耐用年数は10年、洗面台自体の耐用年数は10年~20年と言われているようです。
~Panasonic公式ページ:リフォームQ&A~
Q:洗面化粧台交換のタイミングを教えて!
A:目安としては約10年です。
洗面化粧台は歯磨きや洗顔など、毎日使うため傷みやすい場所です。
また、水まわりの配管など設備の寿命も10年~20年ほどと言われているので、水漏れなどをする前にはやめに対処しておきましょう。
引用元URL:https://sumai.panasonic.jp/sumai_create/qa/dressing020.html
シャワーホース交換前の事前準備のポイント!
事前準備のポイントは、3つあります。
【2】交換用シャワーホース部品の入手。
【3】交換用の道具の入手。
【1】シャワーホースと水栓側の接続方法は「ワンタッチジョイント」と「ナット方式(ナット締めタイプ)」が有ります!
最初に確認するポイントは、シャワーホースと水栓側の接続方法の確認です。
キャビネットを開けて確認して下さい。樹脂製の「ワンタッチジョイント」で接続されている場合は、名前の通りワンタッチで簡単にシャワーホースを交換できます。
ナットで接続されている場合は、「ナット方式(ナット締めタイプ)」となり、業者交換が推奨される接続方法となります。今回は、DIYにチャレンジです!
【2】交換用シャワーホースの入手
交換用のシャワーホースが入手できるかどうかも、大きなポイントです。以下の流れでシャワーホースを入手できるか確認して下さい。
(1)キャビネット内の壁などに貼ってある品番シールから、洗面台の品番とメーカーを特定します。※我が家の洗面台は、PanasonicのGQCシリーズ洗面台であることが分かりました。
(2)品番とメーカーを使ってネットで検索し、取扱説明書や品番によるパーツ検索画面などからシャワーホースの部品番号を調べます。
>>>【Panasonic】洗面台部品番号検索ページ
(3)シャワーホースの部品番号を使ってネットで検索します。Amazon・楽天・ヤフー・メーカー直販などで購入できることを確認し、入手して下さい。※今回は、楽天で購入し6,000円(税込)程度でした。
【3】交換に必要な道具!
モンキーレンチが2本必要です。最大開き幅が24mmと30mmの合計2本をホームセンターで購入しました。※合計2,000円(税込)程度。
水栓とシャワーホースのナット接続部分が、洗面ボール裏の狭いスペースだったので、なるべく小さなものを選びました。※モンキーレンチの大きさは、接続部のナットの大きさと工具を持って作業する際のイメージを十分に検討して選んでください。
シャワーホースの交換(Panasonic、GQCシリーズ)
実際に、シャワーホースを交換した様子をまとめました!
【1】止水栓を閉じます。※お湯側と水側
【2】水受けタンクを取り外します。ビスに引っかけてあるだけなので、上側にズラすと取れます。外しにくい場合は、ビスを少し緩めます。
【3】シャワーホースのナットを固定しながら、水栓側(通水管)の袋ナットを緩めます。下からみているので、緩める方向は時計周りです。ナットが緩んだら手で回して外すことができます。今回の作業の中でもっとも難易度が高い部分です。以下の点に注意して作業を進めましょう!
■キャビネットにもぐって、真上を見ながらの作業になります。モンキーレンチが手から滑って落ちると顔面直撃です!滑り止め付きの手袋を使用したり、ゴーグルなどで顔を保護すると安心です。
■モンキーレンチを回すスペースがほとんどありません。少し回したらモンキーレンチをセットし直して、また少し回すという作業の繰り返しになります。ちからまかせで進めると破損につながるので、ゆっくりと時間をかけて様子をみながら進めて下さい。
■無理だと思ったら、専門業者にお任せしましょう!
【4】シャワーホースを取り外し、ホース内の水を捨てます。※接続部に挟んであるパッキンをなくさないように注意!
【5】蛇口を少し引き出します。シャワーホースの根本をしっかりと持ち、シャワーヘッドを回して取り外します。
【6】シャワーホースを引き抜きます。
【7】新しいシャワーホースの末端から差し込みます。
【8】シャワーホースを逆の手順で元にもどして交換完了です。水漏れがないことを確認して下さい。
ナットを緩める際に、手が滑り落ちてきたモンキーレンチが顔をかすめました!あたりどころが悪いと大きなケガにつながります。このようなことから、専門業者への依頼が推奨されているのかも知れません。DIYにチャレンジする場合は、安全第一で進めて下さい!
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