飛騨高山を目指し国道41号線を北上し、高山まであと30~40分くらいのところに下呂市小坂町があります。
小坂町を流れる小坂川に沿って上流に向かうと、こじんまりとした道の駅、南飛騨小坂はなもも(みなみひだおさかはなもも)があります。
ひめしゃがの湯や巌立峡(がんだてきょう)への途中にある休憩に便利な道の駅、南飛騨小坂はなももの魅力をまとめてみました!
「喫茶はなもも」のモーニングサービスが豪華!
「喫茶はなもも」では、コーヒーなどの飲み物をオーダーすると素敵なモーニングサービスがついてきます。ピザトーストに鉱泉粥とデザート、定番のゆでタマゴも付いてボリューム満点!
■コーヒーとモーニングサービス
山と川の景色に囲まれた店内には、朝日が差しこみ、さわやかな一日の始まりになること間違いナシ!
モーニングの時間は、公式HPでは、「8:00-10:30」ですが、お伺いした日の張り紙には、
「8:00-11:00」となっていました。気になるメニューは「いわなそば」。次回は、是非食べてみたい!
鉱泉粥とは、飛騨小坂温泉郷に湧き出る炭酸源泉で、飲めば胃腸病に良いとされる炭酸源泉と「飛騨産こしひかり」を使用した「1年無病息災ですごせる」という言い伝えが残る地元のお粥 です。
食べてみると温泉の香りがし、いかにもお腹に優しい味です。お土産コーナーにレトルトが売っています。
エゴマたっぷりの五平餅!
飛騨地域と郡上市の一部で栽培している『エゴマ』。このエゴマを使用したオリジナルたれをたっぷり塗った五平餅がおいしい!
■エゴマたれの五平餅
花桃(はなもも)ってなに?!
駅名にもなっている「花桃」。「花桃」は、花を観賞するために改良された桃です。残念ながら、今回訪れたときは、花の咲く前でした。見頃となる4月~5月となれば、華やかな道の駅になっていることでしょう。
敷地内には、1本の木に三色の花をつけるという珍しい花桃があり、シーズン中の見どころになっています。
なお、「花桃」の苗木が、店頭で販売されています!!
■3分咲きの花桃
■一本の木に3つの色の花が咲く花桃の案内板
■花桃の苗木が、たくさん並べてあります
その他のみどころ
小坂川
道の駅から整備された小坂川沿いの歩道に降り、散策することができます!川の透明感に驚きます!いわなやあまごが釣れる川として、釣り人にも人気の渓流です。
産直野菜の販売
他の道の駅に比べると販売スペースは小さく、この日は売り切れた後なのか時期的なことなおのか、少ししか販売していませんでした。
大鬼(鬼瓦)
大きすぎて見落としがちなのですが、由来のある大鬼(鬼瓦)が展示してあります。
■大鬼の由来の案内板
大鬼の由来
正和三年(一三四) 暮春の頃、浄土真宗本願寺第三世覚如上人の弟子習坊によって、南飛騨に真宗の教えが最初に伝えられた源流の地が落合の里であった。
幾多の変遷の後、落合聞名寺道場、あるいは西本願寺御出張所などを経て、明治三年に福寺の寺号が認められた。
その慶びの中で、当時七四面の高棟に加えて、内煉極彩色の本堂を改めた。
明治十八年に飛騨一の木材産地に相応しくこの里にしては稀なる本堂が建立され、その大棟の両端には大きな鬼が飾りつけられた。
それ以後、百十余年に亘って大空に向かって聳え、風雨に耐えてきた。
この「大鬼」は平成十年本堂の屋根改修に伴って福應寺より、道の駅南飛騨小坂はなももへ移されたものである平成十年六月
小坂町
引用元:道の駅『南飛騨小坂はなもも』展示
マップ
はなももの見頃は4月の中旬ですが、天候状況で大きく変わります。満開目当ての場合は、確認してからのおでかけがオススメです。
■南飛騨小坂はなもも(みなみひだおさかはなもも)
住所:〒509-3114 岐阜県下呂市小坂町赤沼田811-1
電話:0576-62-1010
営業:8:30~18:00
売店:12月~3月は16:30まで
喫茶:8:30~16:00(12~3月は15:00まで)
※本記事は、2018年時点の情報です。
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