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改行は「Enter」キーではない!?
報告書等の文章を作成する際、「Word」を使用する機会は多いと思います。
新規で作成する場合は、あまり気にならないのですが、定型のフォーム(報告書等)に入力し
ようとすると妙に行間が空いたりすることがないでしょうか?
また、改行すると行間が空きすぎるので、改行の代わりにスペースキー右端いっぱいまで押下
して、自動改行させていたりしませんか?(私は20年ほどこの方法を多用していました)
そういった操作をされているかたは、改行の際に、間違えて「Enter」キーを押している
可能性が高いです。
では、『改行はどうやってやるの?』
答えは、「S hift」を押しながら「Enter」が正解 です!
「Enter」のみの場合は「改段(落 )」となります。(以降、本記事では「改段」 としま
す)
「改行」と「改段」の違いとは?
「改行」と「改段」の違いは、次のようになります。
![改行と改段の違い](https://hanano-kyuujitsu.com/wp-content/uploads/2018/03/改行と改段の違い-300x297.png)
改行と改段の違い
このように、改行と改段では動作が違っていたのです!(段落設定により違いがあります)
さらに、改行した場合と改段した場合では、記号も違います。
![改行記号と改段記号](https://hanano-kyuujitsu.com/wp-content/uploads/2018/03/改行記号と改段記号-300x159.png)
改行記号と改段記号
「Word」は、段落を理解すれば簡単!
「Word」では、改段記号によって行間を空けるだけではなく、段落として認識します。段
落ごとに番号が付く定型フォームなどが存在しますが、私のように「段落」を理解していない
と、何となくできたという書類になります。
何となくできた書類は、印刷して提出する場合はわかりませんが、「Word」で開いてみる
改行記号と改段記号から、「Word」を知らないということがバレてしまいます!
段落ごとに番号を付けたり、左よせにしたり、改段の後の空白行を設定する場所が「段落設定
」になります。
![段落設定](https://hanano-kyuujitsu.com/wp-content/uploads/2018/03/段落設定-300x159.png)
段落設定
最後に
20年ほど使用してきた「Word」ですが、習うより慣れろできたため、知らないまま今日
まできてしまいました。
実は、今回このことに気付かせてくれたのが、「ワードプレス」でした。「ワードプレス」を
使用し始めて最初に気になったのは、行間が妙にあいてしまう ことでした。
この行間の感覚が、マイクロソフ トの「Word」に似ていて困り、調べていたところ、改行
と改段の違いがあることが分かりました。
恥ずかしながら、この記事以前の記事は全て改段となっています。
最後になりましたが、この操作は「ワードパッド」や「WPS Writer」でも同様とな
りますので、是非ご活用ください!!
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