飛騨の渓流、馬瀬川解禁!釣行速報!!

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平成30年2月24日、飛騨の渓流である馬瀬川上流が解禁となりました。
馬瀬川は、天然と準天然が混じるイワナやアマゴと変化に富んだポイント、国道からの各ポイントへのアクセスが良く、移動のしやすさが魅力の釣り場です。
今回、馬瀬川の解禁日に釣行することができましたので、初めて馬瀬川へ釣行する方への参考として釣行記録をまとめてみました。

『遊漁券の購入』

まずは、これがなくては始まりません!!!最近は釣り場付近のコンビニで購入できるので、本当に便利になりました。
今回は、国道41号沿いのサークルK飛騨萩原店さんで購入しました。このあたりのコンビニでは、漁券のほかに、キンパクやブドウ虫、イクラやミミズも売っています。ただし、解禁日や釣り大会がある日などは、売り切れに注意が必要です。また、コンピニにより、扱っている漁協が違うので事前確認が無難です。

馬瀬川遊漁券

馬瀬川遊漁券

 

 

 

 

 

 

 

 

『馬瀬川上流漁業協同組合』

遊漁券を購入し、まずは「馬瀬川上流漁業協同組合」を目指します。張り紙からや釣り人からの情報を収集できることがあるからです。
国道41号から国道257号に入り、新日和田トンネルで山を越えれば、馬瀬村です。
ここで困ったことが起きました。新日和田トンネルをこえると、時刻は午前11時45分頃だったのですが雪が降ってきました!!過去の経験上、雪が降る日に満足な釣りをできたことがありません。
しかし、今回は前日に成魚放流を3ヶ所で行っていることを漁協のホームページでチェック済みです。「大丈夫」と自分に言い聞かせ、漁協前に到着したのがお昼の12時頃です。
解禁日ということもあり、漁協前には10数人の方がみえましたので、早速情報収集です。
すると。。。
寒くてまったく釣れないといった状況のようです。エサ釣りで0~1匹、ルアーでは釣れた人の情報がないという絶望的な状況です。
そんな中、西村エリアでエサ釣り10数匹釣った人がいるという情報があり、わずかな期待を込めて釣り開始となりました。

『成魚放流180kg』

「馬瀬川上流漁業協同組合」のホームページによると、今回の成魚放流を実施した場所は、次の3ヶ所、それぞれ60kg合計180Kgとなっています。
・馬瀬名丸地区 漁協前付近
・馬瀬中切地区 豊年橋付近
・馬瀬西村地区 坂本橋付近
放流した場所には、のぼり旗が立っているので、すぐに分かります。

のぼり旗

のぼり旗

 

 

 

 

 

 

 

 

また、馬瀬黒石地区の上木場橋の上流を天然・準天然ブロックとして設定しているようです。
それぞれのエリアごとの様子が次のようになります。

『馬瀬名丸地区』

漁協前は、ルアーの練習に最適です。もう誰もいない状況でしたので、ルアーを投げまくり感覚を取り戻します。その後、放流区間となる瑞穂橋から共益橋の間を探りますがまったくあたりがありません。
橋の上から覗いても魚影が全くありません。雪も激しくなってきたので、そうそうに断念し、次のエリアへ移動です。

小雪舞う漁協前

小雪舞う漁協前

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『馬瀬中切地区』

中切地区に移動し、しばらくすると雪はやんできました。ここでも、まったく釣れないというルアーアングラーの情報がありましたが、チャレンジあるのみです。
放流ポイントは豊年橋上流から神手橋下流とのことです。この区間は雪がまだまだ残っており
足元に気をつける必要がありますが、河原に降りるためのはしごがあるので、比較的容易に川
まで近づけます。

はしご

はしご

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポイントまでたどりついたものの、川べりは凍っています。魚の活性はかなり低いことがあらためて想像できます。
ここでも魚の気配を感じることはできず次のエリアへ移動します。

凍った川べり

凍った川べり

 

 

 

 

 

 

 

 

『馬瀬西村地区』

唯一、釣果情報が聞けた場所なので期待して入りましたが、納竿したルアーアングラーから、まったくダメとの話しを聞き、テンションが下がります。しかし、橋付近のポイントでは、かなりの人が頑張っています。
わずかな期待を込めて釣り始めますが、他のエリアと同様、魚の気配を感じることができませんでした。

馬瀬西村地区

馬瀬西村地区

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『馬瀬黒石地区の上木場橋上流』

最後に向かったのは、天然・準天然ブロックとなる上木場橋上流です。
道路にはほとんど雪はありませんが、川の周りは残雪が多く、入渓が困難となります。上木場のすぐ上流は、入渓可能です。先行者の足跡を頼りに入渓します。最後の期待を込めて竿をふりますが、残念ながら、ここでも魚の気配を感じることができず、本日は納竿としました。

先行者の足跡

先行者の足跡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上木場橋上流

上木場橋上流

 

 

 

 

 

 

 

 

『最後に』

今シーズンの初釣りはボウズとなってしまいました。日が差していれば状況も大きく変わっていたと思われます。このコンデションの中、釣果をだしていた方もおり、敬服いたします。
寒さを見込んでの12:00~17:00までの釣行でしたがやはり寒いです。十分な防寒対策が必要です。
また、清見エリアまで散策してきましたが、残雪が多く、車での移動や入渓については、注意が必要です。

 

馬瀬川上流域

馬瀬川上流域

 

 

 

 

 

 

 

 

今回、釣果は残念な結果でしたが、澄みきった馬瀬川と雪景色に心癒され、美しい環境が残る飛騨の渓流の魅力をあらためて感じることができた最高の休日となりました。

 

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