Windows10で自動修復の「くるくる」が終わらない、最終的に「PCが正常に起動しませんでした」になった、ブルースクリーンで止まったなどの場合に「システム復元」や「リカバリー」を推奨されることがあります。
しかし、これらはWindows10のファイルが破損した場合に有効な手段です。ハードウェアにトラブルが生じている場合は、これらの手段で正常化することはできません。万が一、再起動できても同様の結果になる可能性が高いと言えます。
そこで、まず最初に実施したいのが、ハードウエアの診断プログラムの実行です。今回は富士通のPCを例に解説します!
ハードウエアの診断プログラムを実行するべき場合とは?
冒頭で述べたように、下記状態の場合は診断プログラムを実行してみましょう!
1.自動修復の「くるくる」が終わらない。
※処理に時間がかかる場合もあります。一晩くらい放置しても変わらなければ、電源オフ(電源ボタン長押し)を検討してみて下さい。
2.「PCが正常に起動しませんでした」になった。
※「再起動」→「自動修復」を何回か繰り返すことにより、再起動する場合もありますが、その場合もハードウエアの診断プログラムで確認することをおすすめします。
3.一旦、起動するが再度ブルースクリーンで止まる。
※停止コードは、故障原因を調べる上で一つの目安となります。写真をとっておくと、あとから役立つ場合があります。ブルースクリーンはハードウェア故障が原因であることも多いようです。診断プログラムで確認することをおすすめします。
診断プログラムを実行し、パソコンのハードウェアに問題がないかどうかを確認しよう!
診断プログラムを起動して、ハードウェアに問題がないか確認してみましょう!
チェックされるのは、CPU、HDD、メモリーです。
診断プログラムを起動する前にUSBのハードディスク、USBメモリ、SDカードなどを接続している場合は、全て外します!
(1)パソコンの電源を切ります。
(2)「サポート(Support)」ボタンを押して表示します。「サポート(Support)」ボタンがない機種は、【F12】を押しながら、電源を入れます。うまく起動しない場合は、電源を押して【F12】を連打します。
(3)起動が成功すると、下記メニューが表示されます。【Tab】キーでメニューを切替えます。
(4)メニューが切替わったら、【↓】キーで「診断プログラム」を選択し、【Enter】キーを押下します。
(5)確認の画面がでるので、【Y】キーを押下します。
(6)診断が始まるので終了するまで待ちます(数分間かかります)。
(7)診断結果が表示されます。
※診断結果により、ハードウェアに問題がなかった場合は、「システム復元」や「リカバリー」などを検討します。
診断結果で問題があった場合はどうする?!
診断で下記画面のようにハードウェアの異常が見つかる場合があります。この場合は機械的な故障が起きている可能性が高くなります。
メモリの異常くらいであれば自分で交換できる場合も多いかもしれませんが、画面にあるようにエラーコードを控えて修理に出すのがいいでしょう。購入窓口に相談することをおすすめ致します。
まとめ
■「くるくる」が終わらない・PCが正常に起動しませんでした・ブルースクリーンは、ハードウェア異常の可能性があります!
■PCの診断プログラムでハードウェアの診断をしてみることをおすすめ致します!
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