年賀状のシーズンがやってきました!
自宅のプリンターでの印刷は、オリジナル年賀状を作れてよいのですが、純正インクの値段が高いことに悩まされます。その為、昨年より100均の詰め替えインク(ダイソー)を使用しています。今年も100均の詰め替えインクで印刷してみたところ、トラブルもなく印刷をすることができたので、記事としてまとめてみました。
100均の詰め替えインクとは?
純正インクカートリッジに、穴を空けて、補充するインクです。今回利用したのは、ダイソーの詰替えインクです。年賀状印刷は2回目ですが、普段の印刷にも利用しているので、6回くらいは詰め替えしています。
ダイソー「詰め替えインク」の中身
箱の中身を空けると、つぎのようなものが入っています。
・説明書
・インクボトル
・手袋
・穴あけ用のネジ
・ゴム栓
・各シール(穴をあける位置シール、穴をふさぐシール)
これ以外に必要となる道具は次のようなものがあります。
・新聞紙(作業する時は、必ず下に敷いた方がいいです)
・ティッシュペーパー
・穴あけ用の工具(ドリルやキリ、細いマイナスドライバーなど)
詰め替えは簡単にできる?
中に入っている説明書が親切に記載されているので、簡単にできると思います。ただし、インクカートリッジの初回の穴あけは時間が掛かります(インクカートリッジが固く、貫通するまでに10分ほどかかります)。時間に余裕をもって取り組むことをお勧めします。
詰め替えインクのメリットとデメリット
詰め替えインクのメリットとデメリットをまとめてみます!
メリット
『料金が安いのでコストを大幅に抑えることができる』
この一言に尽きると思います。純正インクとの料金比較をまとめてみます。
【キャノンMG3630の場合】
(1)純正インク
・カラー :BC341XL:2,453円(価格コム最安値)
・ブラック:BC340XL:2,259円(価格コム最安値)
・合計金額 4,712円(税込)
(2)ダイソー『詰め替えインク』
・ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン:各色100円
・合計金額 432円(税込)
(3)料金比較
価格差をみると純正インクの約10分の1である詰め替えインクがコスパ圧勝です。また、詰替えインクは、純正2本分程度のインクが入っていることにも注目です。
純正インクの印刷可能枚数がL版写真印刷で186枚となっています。全面フチ無しの写真入り年賀状を同等と置き換えて考えると372枚の印刷では、純正のインクの場合2セットが必要になります。
これに対して詰め替えインクは、純正2本分程度入っているので、1セットあればよいことになり、大幅節約が可能となります。
デメリット
1.印刷品質が悪い。
一般的に、詰め替えインクは印刷品質が悪いと言われていますが、年賀状印刷に限ってみると、まったく気になりません。(インクジェット用年賀はがき、写真あり)
2.故障した時に、メーカー修理してもらえない。(保証もきかない)
一般的に、インクが漏れたり、詰まったりして故障しやすいと言われています。また、自己責任での使用となるため、保証がききません。ただ、以前使用していたキヤノンMG6130は、純正インクを使用していたにもかかわらず、2年でカラー印刷できなくなりました。このようなことがあるので、判断が難しいところです。
3.インクを詰め替える時に手が汚れる。
手袋をしていても、気づくと手にインクが付いています。手についたインクは、手洗いしてもなかなか落ちません。慎重に作業しましょう!
実際の印刷結果
サンプルとして、インクジェット用年賀はがきに写真がある場合のサンプルを印刷してみました。写真部分も十分な印刷結果であることが、お分かり頂けると思います。
最後に
今回、詰め替えインクを使用したプリンターは、ヘッド一体型インクカートリッジを使用する機種となります。このような機種であれば、詰め替えインクによるトラブルが発生した場合も純正インクと交換すれば、ヘッドも変わるので対処しやすいかもしれません。(詰め替えインクのトラブルは、ヘッドに関わることが多い為)
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