飛騨の渓流が続々と解禁を迎える2月と3月。待望のアマゴやイワナ釣りの解禁日に向け「タックルの準備は終わったけど釣行計画はまだ!」というアングラーも多いのでは?
今回の記事は、釣行計画をイメージするために、この時期必ず読み返す愛読書【岐阜県の渓流釣り場ガイド 飛騨編】を紹介したいと思います。
【岐阜県の渓流釣り場ガイド 飛騨編】は、どんな本?
”渓流釣り場ガイド”は、初めて釣行する川の全体の様子を掴めるのが特徴。
岐阜県は渓流が多く、「渓流釣り場ガイド」は”飛騨編”と”美濃・飛騨西部編”の二分冊構成となっています。今回紹介する”飛騨編”は、私の渓流釣りのホームゲレンデとなる「馬瀬川」などの岐阜県北部の飛騨地域の渓流を中心にまとめてある釣り場ガイドです。
「飛騨編」は、下記6ブロックに分けた34の渓流として紹介されています。
- 飛騨川水系1
- 神淵川
- 左広川
- 大明神川
- 加子母川
- 佐見川
- 門和佐川
- 竹原川
- 飛騨川水系2
- 馬瀬川中流
- 土京川
- 鹿倉川
- 弓掛川
- 馬瀬川上流
- 飛騨川水系3
- 山之口川
- 小坂川
- 小黒川
- 大洞川
- 無数河川
- 飛騨川水系4
- 青屋川
- 秋神川
- 飛騨川上流
- 日和田川
- 幕岩川
- 宮川水系
- 小島川
- 荒城川
- 小人賀川
- 川上川
- 宮川
- 高原川水系
- 高原川中流
- 跡津川
- 高原川上流
- 双六川
- 下佐谷
- 蒲田川
- 平湯川
「岐阜県の渓流釣り場ガイド 飛騨編」
出版社 : 山と溪谷社
発売日 : 2002年2月1日
本書の感想
本書は”釣り場ガイド””ですが、詳細なポイントを案内したものではありません。
詳細なポイント案内は、釣り場が荒れる場合があります。なので、環境に最大限配慮しつつも、初めて釣行する川のどのあたりから入渓したらよいのか、自分の釣りスタイルに合わせてイメージできるガイドとして編集されているところが嬉しい。
挿入写真(白黒)も多く、アングラーならばわかる「瀬・チャラ瀬・落ちこみ・ボサ・淵・魚影」などのキーワードとおおまかな目印となる橋や出会などを中心に記載されており、川の流れをイメージしやすいのも特徴です。
実際に初めて訪れた本書掲載の門和佐川や竹原川の釣行では、川の全体像を事前にイメージして挑むことができ、効率よく釣行できたことを覚えています。
飛騨の渓流釣行のバイブルだが注意点も!
本書が飛騨の渓流釣行のバイブル的なガイド本であることは間違いありません。しかし、初版が2002年のため河川工事や林道整備などにより渓相が大きく変わっている場合もあることを考慮する必要があります。
また、岐阜県北部の渓流の中でも魚影の濃さで人気の庄川は別冊【岐阜県の渓流釣り場ガイド 美濃・飛騨西部編】にまとめられているので注意が必要です。
「岐阜県の渓流釣り場ガイド 美濃・飛騨西部編」
出版社 : 山と溪谷社
発売日 : 2002年2月1日
【岐阜県の渓流釣り場ガイド】は2002年2月の発行で、現在入手できるものは中古が中心。それでも飛騨の渓流の釣行計画を練るなら、ぜひ手元に置いておきたい一冊です!
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