愛用のノートPCの電源が突然入らなくなったら確実に焦ります!。パソコンの中に思い出の写真や大事なデータが入っていたら、なおさらです。
バックアップを取っておくべきだった。。。
後悔する前に最後のわるあがきをしてみようではありませんか!
壊れたノートPCからHDDを取り外し、変換ケーブルを使って他のPCにつないでデータを取り出す!
見出しの通りなのですが、今回の試みの流れは次のようになります。
1.壊れたノートPCからHDD(ハードディスク)を取り外します。
2.取り外したHDDにUSB変換ケーブルを接続して他のPCにつなぎます。
3.USB接続されたHDDの中身を確認して、必要なデータを取り出します。
1.ノートPCのHDDを取り外す!
ノートPCからHDDを取り外すことは、意外と簡単にできる場合が多いようです。
今回は富士通のノートパソコンですが、一例として下記に手順を記載します。
HDD取り外しの手順(PCによって違います!)
(1) 内蔵HDDの外カバーを固定しているネジ1つを外し、カバーを外します。
(2)ブラケットのネジ3つを外し、ブラケットごと下に引き抜きます。
(3)ブラケットを固定しているネジ4つを取り、ブラケットからHDDを取り外します。
(4)以上でHDDの取り外しは完了です。
HDD(ハードディスク)について(参考情報)
・内蔵用HDDの大きさは3.5インチと2.5インチがあります。ノートPCのHDDは2.5インチとなります。3.5インチは、ディスクトップPC用となります。
・内蔵用HDDの接続方式は、「SATA」という規格で、現在主流の接続方式になります。以前は「IDE」という規格が主流でした(WindowsXPやVistaの頃)。
「SATA」と「IDE」では接続部分の形状がまったく違います!。
2.取り出したHDDにUSB変換ケーブルを接続する!
ノートPCの内蔵HDDをUSB変換するケーブルは、数千円で販売されています。2.5インチ、SATA接続用のUSB変換ケーブルを入手します。取り出したHDDが、IDEの場合はIDE接続用のUSB変換ケーブルが必要です(どちらの規格にも対応しているUSB変換ケーブルもあります)。
入手にあたっては、種類の多いネットショップが便利です。ヤマダなどの実店舗でも取り扱っていますが、種類や値段を選べない場合がほとんどです。
3.HDDを他のPCにUSB接続して、必要なデータを取り出す!
USB接続してHDDを認識したのならば、あとはフォルダーを探り、必要なデータを取り出すことができます。USB接続しても認識しない場合は、残念ながらHDDそのものが故障している可能性が高いです。
HDD<=>USB変換ケーブルの接続
・電源コードとUSB接続コードをつなぐだけです。詳しくは、変換ケーブル付属の説明書を確認してみて下さい。
HDDを認識したかどうかの確認
PCのエクスプローラーで、HDDを認識しているかどうか確認してみましょう!。
認識すれば、通常のようにフォルダーをクリックして、必要なファイルをコピーすることができます!。
つぎのような表示が出た場合は、「続行」をクリックすればOKです。
通常は「ユーザ」フォルダーの中にデスクトップやMyドキュメントなどのファイルが保存されています!
最後に
バックアップを取る重要性は分かっていても、面倒になり、そのままになってしまっている場合も多いのではないでしょうか。実際に私もPCの電源が入らなくなり、かなり焦りました。しかし、今回の方法でデータを取り出すことができ、ホッとしています。同様の事態が起きた場合に、今回の記事が少しでもお役にたてれば幸いです。
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