PCに保存される大切なデータ。「万一に備えて定期的にバックアップをとりましょう!」と分かってはいるのに、なかなかできていないのが現状ではないでしょうか?
理由としては・・・
■どんな方法でバックアップしたらいいのか分からない。
■USBなどに毎回コピーするのが面倒。
■バックアップ用に外付けHDDを購入したもののユーティリティーのセットアップが難しくて運用できていない。
など、理由をあげればきりがないと思いますが、一言でいうと「バックアップが大切なことは分かっているけど煩わしい!」というところではないでしょうか?
OneDrive (ワンドライブ)ってなに?
まずは、OneDrive(ワンドライブ)についての説明です。
OneDrive(ワンドライブ)
OneDrive(ワンドライブ)は、マイクロソフトのクラウドストレージ(オンラインストレージ)サービスです。
データ(ファイルやフォルダー)をインターネット上の記憶装置に保存することができる仕組みです。保存したデータは、パソコンとの同期や共有利用ができます。
Windows10には、OneDriveが標準搭載されており、無料で5ギガの容量が利用できます。OneDriveは、Microsoftアカウントでサインインするだけで、すぐに利用できます。
※Microsoftアカウントを作成していない場合は、事前にMicrosoftアカウントを作成することをお勧めします。(無料)
OneDrive(ワンドライブ)の利用開始方法!(サインイン)
【1】「スタート」→「OneDrive」をクリックします。
【2】Microsoftアカウントのメールアドレスを入力し「サインイン」をクリックします。
【3】続けて「パスワード」などを聞かれてくるので、順次入力してサインイン完了です。
【簡単・無料】大切なデータを自動バックアップする設定!
OneDriveにサインインできたら、大切なデータを自動でバックアップする設定をしてみましょう!
設定といっても、バックアップしたい「ファイル」または「フォルダー」を「OneDriveフォルダー」にドラック・アンド・ドロップするだけです!
【1】エクスプローラーを起動する。
【2】バックアップしたい「ファイル」または「フォルダー」を「OneDriveフォルダー」にドラック・アンド・ドロップし、ファイルやフォルダーが移動したら完了です。
【おすすめ・有料】大切なデータをまるごと自動バックアップする設定!
無料のOneDriveは5ギガまでなので、最も大切なデータに絞る必要があります。しかし、有料プランに切り替えると容量は100ギガまたは、1テラ(1,000ギガ)にいっきに増えます。
これにより、ディスクトップ画面にあるフォルダーやファイル、ドキュメントフォルダー、ピクチャフォルダーをまるごと自動でバックアップすることができます。
設定は以下の通りです。
【1】画面の右下にある「OneDriveアイコン」→「ヘルプと設定」→「設定」と順にクリックします。
【2】続けて「バックアップ」→「バックアップ管理」とクリックします。
【3】「バックアップを開始する」をクリックすると初回バックアップが始まります。
※容量により、同期完了するまでには数時間かかることがあります。同期中も操作することは可能です。
【4】バックアップが完了するとディスクトップ画面・ドキュメントフォルダー・ピクチャフォルダーにあるフォルダーやファイルにはチェックマークが入り、同期されたことが分かります。
■ディスクトップ
■ピクチャフォルダー
参考情報
OneDriveの有料の1TBプランは、Microsoft365 Personal(サブスクリプション版)に付属しています。Microsoft365 Personal(サブスクリプション版)は、別記事にて解説していますので、参考までにそちらの記事もご覧下さい。
==>マイクロソフト オフィス『Microsoft 365 Personal』!1ケ月間無料のお試し申し込みからインストールするまでの手順!
OneDriveにバックアップしておけば、万が一のトラブルの場合もクラウド上に大切なデータが残っているので安心です。万が一に備えてバックアップをぜひ実践しておきましょう!
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