日本国内で購入するパソコンのキーボードは、日本語配列と言われる「日本語キーボード」を採用している場合がほとんどですが、海外モデルなど英語配列の場合があります。
また、用途によっては英語配列のほうが使い勝手が良い場合もある為、「英語キーボード」をユーザーが選択する場合もあります。
今回、購入したCHUWI【HeroBook Air】は「英語キーボート」でした。
一般的には、英語キーボードでの日本語入力は、「日本語キーボード」に慣れていると、正直ちょっと面倒です。
しかし、ファンクションキーを活用すると簡単に文字変換して、快適に日本語入力できるようになります!
■英語キーボードで日本語入力する方法を知りたい方。
■日本語の文字変換に便利なファンクションキーの使い方を知りたい方。
そもそも、英語キーボードで日本語入力するには?
日本語キーボードにある「半角/全角」・「カタカナ/ひらがな」・「無変換」・「変換」キーが、英語キーボードにはありません。
英語キーボードでの日本語入力は、以下のキーを使って切替えながら入力します!
■英語と日本語の入力切替え
「Alt」+「~」
■変換
「スペース」
■確定
「Enter」
■ひらがなとカタカナの切替え
「Alt」+「~」で日本語入力に切り替え後、
・全角かな→全角カナ:「Alt」+「Caps Lock」
・全角カナ→全角かな:「Ctrl」+「Caps Lock」
ファンクションキーを利用した文字変換が超便利!
日本語キーボードでの入力においても、便利なファンクションキーを使用して変換している方も多いと思います。
実は、英語キーボードでも日本語キーボードと同様に、ファンクションキーによる文字変換が可能です!
【1】ファンクションキーとは?
ファンクションキーは、キーボードの上部に並んでいる「F1」~「F12」と書かれているキーのことです。
ファンクションキーには、それぞれ特別な機能があります。「F6」~「F10」キーは、文字変換に便利な機能が割り当てられています。
【2】ファンクションキー「F6」~「F10」の文字変換機能とは?
ファンクションキーを利用すれば、英語キーボードで日本語を入力する切替え操作を減らすことができます。※「Alt」+「~」で日本語入力に切り替え後に使用して下さい!
■「F6」キー:ひらがなに変換
「F6」キーは、ひらがなにしたい文字を誤って変換した場合に、ひらがなに戻すことができます。
~「F6」キー使用方法~
「さくら」をひらがな入力
↓
「サクラ」に誤変換!
↓
「F6」キー
↓
「さくら」に戻ります。
■「F7」キー:全角のカタカナに変換
「F7」キーは、入力した文字を全角のカタカナに変換することができます。
~「F7」キー使用方法~
「かめら」をひらがな入力。
↓
「F7」キー
↓
「カメラ」
全角カタカナに変換されます。
■「F8」キー:半角のカタカナに変換
「F8」キーは、入力した文字を半角のカタカナに変換することができます。
~「F8」キー使用方法~
「かめら」をひらがな入力。
↓
「F8」キー
↓
「カメラ」
半角カタカナに変換されます。
■「F9」キー:全角のアルファベットに変換
「F9」キーは、入力した文字を全角のアルファベットに変換することができます。複数回押すことにより、「全角の大文字」→「全角の小文字」→「全角で先頭だけ大文字」という順番で変換されていきます。※「Enter」キーで確定します。
~「F9」キー使用方法~
「Good」を例に入力変換してみます。
入力モードが[ひらがな]の状態で、「G」・「O」・「O」・「D」キーを順番に押します。
↓
ひらがな入力なので「ごおd」になります。
↓
「F9」キー
↓
「good」に変換されます。
↓
「F9」キー
↓
「GOOD」に変換されます。
↓
「F9」キー
↓
「Good」に変換されます。
■「F10」キー:半角のアルファベットに変換
「F10」キーは、入力した文字を半角のアルファベットに変換することができます。複数回押すことにより、「半角の大文字」→「半角の小文字」→「半角で先頭だけ大文字」という順番で変換されていきます。※「Enter」キーで確定します。
~「F10」キー使用方法~
「Good」を例に入力変換してみます。
入力モードが[ひらがな]の状態で、「G」・「O」・「O」・「D」キーを順番に押します。
↓
ひらがな入力なので「ごおd」になります。
↓
「F10」キー
↓
「good」に変換されます。
↓
「F10」キー
↓
「GOOD」に変換されます。
↓
「F10」キー
↓
「Good」に変換されます。
おわりに
英語キーボードの入力モードの変更操作は面倒ですが、ファンクションキーの使いかたを知っていると、素早くさまざまな文字の種類に変換することができるので、とても便利です。日本語キーボードでも同様に変換できるので、活用してみて下さい!
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