発表会を動画編集し、ＤＶＤ化するために評判のよさそうだった、ＶＥＧＡＳの動画編集アプ
リ「ＭＯＶＩＥ ＳＴＵＤＩＯ１４」を購入しました。
ＤＶＤ化したところ、音声が入りません。何がいけないのかさっぱり分からないま試行錯誤を
繰り返し、音声無しのＤＶＤを量産してしまいました。
今回、「ＭＯＶＩＥ ＳＴＵＤＩＯ１４」を使用してDVD化する際に音声が入らない場合の確
認ポイントをまとめました。
音声無しになってしまうワケとは？
「MOVIE STUDIO 14」をパッケージ版で購入すると、クイックスタートガイドがＣＤの中に
入っていますが、カメラで録画したファイルをＤＶＤ化するまでの流れのような解説はありま
ん。
しかしながら、直感的な操作方法のおかげで、ぼんやりしたまま、何となく動画の編集ができ
てしまうあたりは、初心者にもお勧めできるところではあります。ただし、直感的な操作で進
めていくと、音声なしＤＶＤになってしまう可能性が高いと思われます。
なぜでしょうか？
それは、「MOVIE STUDIO 14」のバージョンによる違いが影響していると思われます。
「MOVIE STUDIO 14」のバージョンとは？
「ＭＯＶＩＥ ＳＴＵＤＩＯ １４」には、３種類のバージョンが存在していることをご存知
でしょうか？
バージョンは、次の３つとなります。
・MOVIE STUDIO 14 Platinum
・MOVIE STUDIO 14 Suite
位置づけとしては、エントリー、スタンダード、最上級といったかたちになりそうです。エン
トリーバージョンは価格をお求めやすくするために若干機能を落としてあります。
そのため、メニューやプロパティの動きが、部分的に違うようです。特に、動画編集後のファ
イル出力する際の「ムービーの作成」で一部プロパティの動きが違うために、音声無しＤＶＤ
になってしまうと思われます。
つまり、私のようにエントリーモデルでDVD化しようとすると音声無しの失敗におちいりやす
いワケとも言えそうです。
ズバリ、音声無しなってしまうポイント
カメラで撮った動画を「MOVIE STUDIO 14」エントリー版で編集し、「ムービーの作成」で
保存する際に「ＭＰＥＧ－２」を選んでしまうと音声無しになってしまいます。
横には「ＤＶＤ対応の・・・・・」と説明があり、つい選んでしまいますが、エントリー版ではＮＧです！
メーカーヘルプには次のようなＱ＆Ａがありますが、エントリー版では、詳細オプション設定
にて、「オーディオストリームを含む」なる設定は見当たりません。
おそらく、上位バージョンの場合と思われます。
エントリー版でのDVD作成方法
「ムービの作成」で「MPEG-2」で出力すると音声無しになることが分かりました。
では、どうやって音声が入ったＤＶＤを作成するのでしょうか？
「ムービーの作成」では「ＡＶＣＨＤ」を選ぼう！
編集後、「ムービーの作成」で保存する際に「ＡＶＣＨＤ」を選びましょう。これで、音声付
きの動画ファイルが、マイドキュメントの中の「Movie Studio 14.0 プロジェクト」にＡＶＣ
ＨＤ形式（.m2tsファイル）として保存されます。
編集後のＡＶＣＨＤ形式のファイルをＤＶＤ化する
ＤＶＤ化するために、付属「DVD Architect」を使用します。「MOVIE STUDIO 14」と同じ
ＣＤの中に入っているので、インストールしていない場合はインストールして下さい。
このアプリを使用し、編集後のＡＶＣＨＤ形式ファイルを読み込みＤＶＤに書き込むことによ
り音声付のＤＶＤができます。
最後に
いかがでしたでしょうか？
「MOVIE STUDIO 」は、解説書やネット情報も多く出ており、困りごとが簡単に解決できそ
うですが、場合によっては、エントリー版以外の情報も多いと思われます。
今回の記事がエントリー版ユーザに少しでもお役にたてたら幸いです。
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