憧れのワコムの液タブですが、初心者にとって高価なのがネックでした。そんな中、圧倒的なコスパで2020年に鮮烈なデビューをはたした、初心者向けの液晶タブレット「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」。
このたび、お絵描き初心者の私が「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」をようやく入手することができましたので、液タブ初心者が気になるポイントを中心にレビューしてみました!
■初めての液タブをどれにしようか迷っている。
■「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」が気になっている。
■パソコンとの接続方法を知りたい。
特長と仕様をカンタンにおさらい!
「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」の特徴は以下の通り!
・傾き検知付き充電不要の専用ペン
・持ち運び可能な13.3インチ
・専用ケーブルで簡単接続
・一部のAndroid スマートフォンやタブレットに対応
■液晶パネル
・IPS方式
・アンチグレア加工フィルムディスプレイ
・表示サイズ13.3型
・アスペクト比16:9
・最大表示解像度1920×1080(フルHD)
・視野角水平170°/垂直170°
・最大表示色1677万色(8bit)
■ペン入力
・筆圧レベル4096レベル
・サイドスイッチ1つ
・傾き検出レベル±60
■サイズ
・外形寸法(D×H×D)357×225×14.6mm
・質量1.0kg
Amazonで販売されている【Amazon.co.jp限定】モデルは、CLIP STUDIO用カスタムブラシデータの特典付きです。その他は、通常版との違いはありません。
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液タブ初心者が気になるポイント4つ!
【1】折りたたみスタンドは、19度で固定
背面には、内臓の折りたたみスタンドがあります。開くと斜め置きができます。角度は19度固定で調整はできません。特に不自由はないですが、もう少し角度が必要な場合は、ものを置くなどの工夫が必要になります。
■ゴム脚があるので、平置きも可能です。
【2】付属の専用ペン「Wacom One Pen」
付属の専用ペン「Wacom One Pen」は、充電不要なタイプです。テールスイッチ(消しゴム)はありませんが、サイドスイッチが一つあります。サイドスイッチは、機能を割り当てて使用します。
作業中に机の上に置いても転がりにくい形状になっています。また、長時間使用しない場合は、上部のペンホルダーに収容することができます。
【3】替え芯は3本付属。スタンド内に収容されています!
ペン先の芯は、描いていくうちに摩耗していくので定期的な交換が必要になります。内臓スタンドを開けたところに、替え芯が3本付属しています、替え芯の隣にあるのは芯抜きです。替え芯は買い足すことができます。(別売)
【4】液タブに保護フィルムは必要?!
液タブの画面をペンで直接ガシガシ描くのは、やっぱり心が痛みます。と、いうことで液晶保護フィルムを装着しました。
ワコムから「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」専用の保護フィルムは販売されていません。
しかし、ワコムショップでは、「サンワサプライ」や「ELECOM」の保護フィルムを販売しています。このあたりが、メーカーとしてのオススメだと判断し、今回は「ELECOM ペーパーライクフィルム(反射防止)・ケント紙タイプ/TB-WON13FLAPL」を貼りました!
実際に紙に描いているような感触を味わえました!
「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」とパソコンの接続について!
開梱したら、いよいよパソコンとの接続です。パソコンと付属ケーブルで接続し、ドライバーをインストールしたら接続完了です。なお、「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」は、パソコン以外に、Androidスマホとの接続にも対応しています。
・Samsung, Galaxy S8 *
・Samsung, Galaxy S10+ *
・Samsung Galaxy S20 *
・Samsung, Galaxy Note 9 *
・Samsung, Galaxy Note 8 *
・Samsung, Galaxy Note 10+ *
・Samsung, Galaxy Note 10 *
・Huawei, Mate 20 Pro
・Huawei, Mate 30 Pro
・Huawei, P20 Pro
・Huawei, P30
※スマホとの接続には、別売りのアダプターが必要です。
【1】パソコンとの接続!
■パソコンとの接続は、付属の接続ケーブルを使用します。
■「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」とパソコンの接続図に、赤字で補足を入れてみました。パソコンに接続必要な端子は「HDMI」と「USB」です。
※一体型のUSB・HDMIケーブルの長さは十分に余裕があります。今回、15.6インチのノートパソコンの左側にHDMIケーブル、右側にUSBケーブルを接続するというかたちになりましたが、取り回しの苦労はありませんでした。
■USB接続の様子
■HDMI接続の様子
【2】ドライバーのインストール
ケーブルの接続が終わったら、「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」の電源をいれます。続けてパソコンにドライバーをインストールします!
>>>「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」ドライバのインストールURL(ワコム公式)
はじめてのお絵描きはどうだった?!
タブレット画面に直接描画できるのって、やっぱり描きやすいです!紙に描くように自然な使い心地で描くことができました。購入前は、13.3インチは「小さiいかな?」と思いましたが、実際に使用してみると十分な大きさでした。
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タブレット画面に貼った液晶保護フィルム(ケント紙タイプ)の感触はとてもいいのですが、ペン先の減りを感じるような気がしました。
今回、「CLIP STUDIO PAINT」で初めてのお絵描きをしてみましたが、相性がとても良い感じでした。
■「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」と合わせた「CLIP STUDIO PAINT」についての記事内で初めて描いたイラストを公開中です!
>>>【CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)】古い中古ノートパソコンの再生品でクリスタは動作するのか?!動作環境と中古ノートパソコンの選び方は?
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