福井県の越前方面を訪れた際に「OK Google」で近くの観光スポットを検索して出てきたのが「雄島」。
海上に浮かぶ無人島は、神秘的パワーをいやでも感じる福井県内でも屈指のパワースポットでした!
■「神の島」とも「心霊スポット」とも言われる雄島を実際に散策し、見どころをまとめてみました!
神の島?最恐心霊スポット?
雄島の一般的な口コミには”神の島”、”神秘的”、”パワースポット”などのキーワードが並び、古くから地元の人たちには「神の島」と呼ばれ崇められているそうです。観光スポットとしても知られており、訪れた当日も多くの人で賑わっていました。
標高27メートル、周囲2キロの越前海岸では一番大きな小島です。土地の人は昔から、神の島とあがめています。224mの朱塗りの橋を渡り78段の石段を上がると、ヤブニッケイやタブの樹木の中から伝説と神秘に満ちた雰囲気に出会えます。
引用元:福井県公式観光サイト「ふくいドットコム」
引用元URL:https://www.fuku-e.com
そして、「神の島」のもう一つの顔が福井県でも屈指の心霊スポットとして知られているというもの。雄島にいったあとで福井県出身の知人から教えてもらいました。そちらのキーワードで検索すると都市伝説的なものが・・・。
■雄島に向かう道の短いトンネルの中にある観音像と目を合わせてはいけない
■雄島橋を引き返してはいけない
■島を反時計回りにまわってはいけない
守らないと大変なことが・・・。
実際に散策してみました!見どころ4つ!
雄島には「探検の小径」という散策路が整備されています。40分程度で島内を一周できます。
【1】大湊神社
全長224mの雄島橋を渡ると鳥居が見えてきます。その先には大湊神社に続く急な石段(78段)があります。
■大湊神社の鳥居
■大湊神社に続く急な石段
石段を登りきると島内を一周する散策路「探検の小径」のスタート地点です。まずは左へ進みます。社務所(閉鎖中?)をすぎて少し歩くと手水舎と社殿が見えてきます。
■大湊神社の手水舎
■大湊神社の社殿
重要文化財 大湊神社
この大湊神社は延喜式内社で祭神は、 事代主神少彦名命外五柱で、三保大明神と も号せられ、 航海、 漁業の守護神として崇敬されています。永禄年間(1558~1569) 朝倉義景は一門の祈願所と定めたが、天正年間(1573~1591) 織田信長 の兵火にかかり、社殿はことごとく焼失しました。 元和7年(1621年) 福井2代 藩主松平忠直公が武運長久、国家安全の祈願所として再建されたのが現在の大湊 神社の本殿であります。 この本殿は桃山様式を取り入れた一間社流れ造の柿葺で、 中には伊邪奈岐命のけやき一木彫の座像が安置されており、建物とともに県指定の重要文化財となっております。
引用元:境内の案内版
【2】瓜割の水(うりわりのみず)
大湊神社から散策路を進むと眼下に海の景色が広がっていきます。少し歩くと瓜割の水(うりわりのみず)の案内版がでてきます。瓜割の水は、雄島の雨水が地下水となって岩の割れ目から湧き出した「わきみず」です。
■瓜割の水
瓜割の水伝説
夏でも冷たく、その中に瓜を入れると割れるといわれ、いつの頃からか「瓜割の水」と呼ばれるようになりまし た。
引用元:瓜割の水の案内版
【3】雄島灯台
瓜割の水から海を眺めながら散策路を少し進むと、丘の上に白い灯台が見えてきます。初点灯の昭和29年1月26日から船舶交通の安全を支えています。
■雄島灯台
【4】雄島の森
散策路「探検の小径」の最後は雄島の森の散策です。薄暗い森の中へ導く入口は狭く、入るには少し勇気がいるかも知れません。
森の中では「ヤブニッケイ林」「タブノキ林」「スダジイ林」が観察できます。案内板を参照して注意深く観察しないと分からないかも?
森を抜けるとスタート地点の急な石段の上に到着です。
マップ
住所:福井県坂井市三国町安島
電話:【一般社団法人 DMOさかい観光局】0776-82-1555
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