2023年4月の改訂により受験しやすくなった情報セキュリティマネジメント試験。実際に受験してみました!(無事合格しました)
新制度!実際に体験して分かったメリットとデメリット
実際に新制度を体験して分かったメリットとデメリット、感想についてまとめました。
【1】上期・下期試験から通年化に改訂
メリット
今回の改訂に伴う受験者の最大のメリットがコレ!。都合の良い日時と会場をWEB予約して受験できるようになりました。
★試験実施時間★
各会場により異なりますが、最大で以下の時間内にて実施しております。
試験開始時刻~試験終了時刻:10:00~21:00
2023年11月1日より試験開始時刻~試験終了時刻が「09:00~21:00」に変更になります。
引用元:IPA公式ページ_受験者専用サイト
引用元URL:https://cbt-s.com/examinee/examination/sg
時間も好きな時間帯を選べるので、自分のコンディションの良い時間帯を選択することも可能です。
デメリット
交通の便がいい試験会場は、土日の予約は1~2ケ月先までいっぱい。休日しか受験できない場合は予約を取りづらい可能性があります。
試験会場はいくつもあるので、目当ての会場以外も視野にいれておいた方がいいかも知れません。
また、各試験会場によって終了時間が違います。18:00頃を最終時間とする試験会場が多いように感じられました。
【2】午前試験・午後試験からA試験・B試験に変更
従来の午前試験(90分)・午後試験(90分)からA試験・B試験と呼ばれる2科目をまとめて受験する方式となりました。試験時間は以前の180分から120分へと大幅に短縮されました。
メリット
都合の良い時間帯に受験できるようになったことに合わせ、試験時間も短縮されたことで、時間を効率良く使えるのが最大のメリット。
デメリット
トータルの試験時間は短くなったものの、通しで120分の試験時間となる新方式。試験から遠ざかっている社会人にとっては、長期戦に耐えられるかどうかがポイント。
CBT方式について
2020年12月から開始した、受験会場に設置されているコンピュータを用いて回答するCBT(Computer Based Testing)方式は継続です。
会社でお馴染みのeラーニング型式なので、違和感はありません。回答に迷った時の”あとで見直す”ボタンもあるので安心です。
試験終了後、採点結果が表示されます。なので、その場で合否の判断をすることができます。
※600点以上で合格。正式な合否発表は翌月。
★合格基準★
■IRT(Item Response Theory:項目応答理論)に基づいて解答結果から評価点を算出する。
■総合評価点が基準点以上の場合に合格とする。
■総合評価点:600点/1,000点満点
引用元:IPA公式ページ_試験要綱Ver.5.2
引用元URL:https://www.ipa.go.jp/
試験合格に向けての考察
試験合格への取り組みの中で効果があったものをまとめました。
【1】IPA公式サンプル問題
ありがたいことにIPA公式ページでサンプル問題が公開されています。サンプル問題から、どういったことが問われるのか、問題の傾向を知ることができます。一度取り組んでみることをオススメします!(無料)
【2】あらかじめ試験の時間配分を決める
試験は科目A・B合わせて60問を120分で解答します。基礎知識を問われる科目Aが48問、事例文章から実践力を問われる科目Bが12問となっています。
出題数60問のうち,評価は54問で行い,残りの6問は今後出題する問題を評価するために使われる。 科目Aの出題数は48問,科目Bの出題数は12問とする。
引用元:IPA公式ページ_試験要綱Ver.5.2
引用元URL:https://www.ipa.go.jp/
受験当日の時間配分を以下のように決めて取り組んだことにより、最後まで解答することができました。ただ、結果的にはギリギリという感じになってしまいましたが・・・。
・科目A:1問1分(合計48分)
・科目B:1問5分(合計60分)
・見直し及び予備:12分
【3】やっぱり頼りになる参考書!
情報セキュリティマネジメント試験の勉強ツールは、無料アプリやオンライン講座、参考書など充実しています。この中から筆者の選んだツールは参考書による独学です。(下記参考書を利用しました)
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