「コンデジ」は、コンパクトデジタルカメラの略称です。それまでのカメラに比べて「小さく」「軽く」「持ち運びがラク」なことから、一大ブームとなりました。
しかし、スマートフォンのカメラの性能向上と普及にともない、2010年をピークに、今ではオワコン化の一途をたどっています。
日常のスナップ写真におけるスマートフォンの手軽さと写りのキレイさに、もはやコンデジの出番はないかも!?
当時のコンデジ(Panasonic DMC-TZ20)のスペックとは?!高倍率ズームに注目!
今や日常における写真撮影のほとんどは、スマートフォンで、こと足りてしまいます。
しかし、旅行やおでかけとなると話は別!今でも2011年発売のコンデジ「Panasonic DMC-TZ20」を必ず持って出かけるようにしています。
カメラの有効画素数は、1410万画素と最新のスマートフォンのカメラ性能と比較すると見劣りしますが、注目すべきは「高倍率ズーム」です。
■光学ズーム :16倍
■EX光学ズーム:最大33.8倍(300万画素モード時)
■デジタルズーム:最大4倍
※デジタルズームと光学ズームと合わせて最大64倍
※デジタルズームとEX光学ズームと合わせて最大177倍
パナソニックのLUMIXシリーズに搭載される機能。300万画素に設定し、CCDのイメージセンサーの使用領域を限定することにより、画角をせばめて見かけ上の焦点距離を望遠にする機能。
撮影した画素を補間処理により拡大させてズームして画像を得るデジタルズーム とは違い、画質の劣化を気にすることないところがメリット。
旅行やおでかけの撮影においても、ほとんどの場合がスマートフォンですんでしまうのも事実。さらに、料理の写真や背景ボケ写真などは、コンデジよりキレイに撮れてしまうことも多くなってきました。
■スマホ撮影【Pixel3a】真上から撮ったケーキ
■スマホ撮影【Pixel3a】背景ボケで撮ったミニトマト
スマートフォンの撮影で、唯一ものたりないのがズーム。(既にハイエンドスマホにおいては100倍ズーム機がでてきてはいますが・・・)
さいわいなことに、「Panasonic DMC-TZ20」は、当時のコンデジの中でも高倍率がウリの機種だったこともあり、現在でも大活躍!そして、この高倍率ズームこそがコンデジを手放せない理由になります。
コンデジ(Panasonic DMC-TZ20)のズーム写真!
「5倍」くらいまでなら、スマートフォンでもいけそうですが、「105倍」になると高倍率ズーム機能搭載のコンデジならではの写真となりました。
【考察】コンデジの生き残る道は、高倍率ズーム機能にあり!
オワコン化するコンデジの行方はどうなっていくのでしょうか?
前述した通り、私自身も旅行やおでかけなどのように明確に写真を撮る!というシーンでなければ、コンデジを持ち出す機会はほとんどありません。
現在までコンデジを利用できているのは、高倍率ズームでしか撮影できないことがあったりするためです。
光学3倍ズームや5倍ズームといったコンデジは厳しいですが、高倍率ズーム機能があれば、オワコン化が進むコンデジ市場でも生き残れるのではないでしょうか?
現に、高倍率ズーム機はコンデジ市場に残っています。高倍率ズーム機能が、コンデジの存在意義のひとつとなってくるのではないでしょうか。
パナソニック コンパクトデジタルカメラ ルミックス TZ95 光学30倍 ホワイト DC-TZ95-W
ソニー コンパクトデジタルカメラ サイバーショット ブラック102mm×58.1mm×35.5mm Cyber-shot DSC-HX99
Canon コンパクトデジタルカメラ PowerShot SX740 HS ブラック 光学40倍ズーム/4K動画/Wi-Fi対応 PSSX740HSBK
コメント