Googleアカウントのストレージのポリシー変更(2021年6月1日から)!スマホの写真はどうなる?!

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Googleストレージポリシー変更2016年6月

Googleアカウントが提供している15GBの無料クラウドストレージ!「高画質」設定の画像の場合は容量無制限となるため、容量を気にすることなくスマホ写真を保存・バックアップすることができていました。

しかし、2021年6月1日より、Googleアカウントのストレージのポリシー変更に伴い容量無制限のサービスが2021年5月末で終了となります。

今回の記事は、以下の方におすすめの記事となります。
・Googleアカウントのストレージのポリシー変更の概要を知りたい!
・現在のGoogleアカウントのストレージの使用状況を知りたい!
・スマホの写真となにか関係があるの?

Googleアカウントのストレージポリシー変更の概要!(2021年6月1日~)

Googleアカウントのストレージのポリシー変更により、もっとも影響を受けるのが、スマホの写真データです。

スマホの写真を「Googleフォト」アプリでGoogleのストレージと「同期」して管理している方も多いと思います。

「Googleフォト」

この場合、スマホの容量が写真データでいっぱいになってきたら「空き容量を増やす」や「デバイスから削除」を使ってスマホ内の写真を削除することで、スマホ本体の容量がいっぱいにならないように管理することができます。

【参考】スマホ本体にある写真を「デバイスから削除」で削除すると、どうなる?
「Googleフォト」アプリでGoogleのストレージと「同期」している場合は、スマホ本体の「デバイスから削除」で削除しても、Googleアカウントに付属するクラウドストレージに保存されているので、いつでも閲覧することができます。
ただし、「ごみ箱」で削除した写真は、クラウドストレージからも削除されるので、見ることはできなくなります。

無料15GBの容量にカウントされるのは、「元のサイズ」で保存する場合のみであり、「高画質」設定の場合は、無料15GBの容量にカウントされることなく、容量無制限で写真や動画をGoogleのストレージに保存することができていました。

2021年6月1日からは、「高画質」を含む写真データ全てが無料15GBの容量にカウントされるようになります。そのため、Googleアカウントに付属するストレージに保管できる写真の枚数も制限されることになります。

今までは?(2021年5月末まで)

2021年5月末までは、写真や動画データは以下の条件で無料15GBの容量を使用することなく容量無制限で保存・バックアップされていました。

・画質の設定を「高画質」に設定する。
・写真のサイズが 16 MP を上回る場合は、容量圧縮のために縮小されて保存される。
・動画の解像度が 1080p を上回る場合は、1080p(高画質)に調整される。

これからは?(2021年6月1日から)

2021年6月1日からは、Googleアカウントに付属している無料の15GB ストレージを使用して保存・バックアップされていきます。

Googleフォトにアップロードされる新しい写真や動画は、すべて Google アカウントに付属する無料の 15GB のクラウドストレージに保存される。
【参考】15GBで写真を何枚保存できる?
設定によっても大きく変わりますが、スマホの写真1枚で2~5Mバイトの容量になります。1Gバイトが約1,000Mバイトなので、写真1枚の容量を平均3Mバイトと仮定すると、5,000枚くらいの容量となります。1日5枚くらいのペースで撮り続けると1,000日分となり、約2年半分くらいは保存できる計算になります。

現在のストレージの使用状況を確認するには?

現在のGoogleストレージの使用状況は、グーグルの各サービスから簡単に確認できます。今回は、「Googleフォト」アプリから確認する方法をご紹介します。

【1】「Googleフォト」を開きアカウントボタンをタップします。

【ストレージ確認】「Googleフォト」アカウントをタップ

【2】「アカウントを管理」をタップします。

【ストレージ確認】「Googleフォト」アカウント管理をタップ

【3】「アカウントのストレージ」をタップします。

【ストレージ確認】「Googleフォト」アカウントのストレージをタップ

【4】現在のストレージの使用状況を確認できます。

【ストレージ確認】「Googleフォト」容量の確認

その他のポイント!

その他のポイントについて以下にまとめました。

【1】無料15GBのストレージは、Gmailで使用する容量も含まれています!

無料15GBのストレージに保存されるのは、写真や動画だけではありません。Gmailのメールと添付ファイル、Google ドライブ(Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard )のデータも保存されます。メールが何千通もある場合は5GB以上の容量を消費する場合もあるので注意が必要です!

【2】保存容量を超えている場合の影響

無料15GBの保存容量を超えてしまうと、「Googleフォト」でのアップロードやバックアップができなくなります。写真や動画は、スマホ本体のストレージにしか保存できなくなり、スマホ本体の容量を圧迫し、バックアップもない状態になってしまいます。

また、GmailやGoogleドライブにも影響があるので、早急に不要なファイルを削除する必要があります。
※保存容量を超過した状態が 2 年間続くとすべて削除される可能性場合あります。
※「Googleフォト」以外の写真アプリを使用してGoogleのストレージと「同期」している場合も同様です。

【3】2021年6月1日の前に保存された写真と動画は引き続き無料ストレージの対象!

2021 年 6 月 1 日より前にストレージに保存された写真や動画は従来通りに無料15GBにカウントされません。Googleのストレージと「同期」している場合は、Googleフォトの「空き容量を増やす」や「デバイスから削除」を使ってスマホ内の写真を削除して整理しておくことをオススメします。

【朗報】Pixelスマートフォンユーザーの写真と動画は変更対象外!

スマートフォンPixelから「高画質」設定でアップロードされる写真と動画は、今回の変更の対象外です。2021年6月1日以降も引き続き容量無制限で保存・バックアップできます!

~Googleフォト公式ヘルプページより引用~
(引用元:https://support.google.com/photos/?hl=ja#topic=6128818)
重要: Pixel 5 以前のデバイスをお持ちの場合、現在のバックアップの画質オプションと特典に変更はありません。Pixel 2~5 のデバイスから高画質でアップロードした写真は、引き続き無料、容量無制限で保存されます。ただし、2021 年 6 月 1 日以降に他のデバイスから高画質でバックアップした写真と動画は、Google アカウントの保存容量を使用するようになります。

期間と今後発売予定のPixelシリーズが引き続き無制限の対象機になっていくのかどうか明示されていないことが少し気になります。

【考察】無料15GBの容量ではたりない場合は、どうする?!

スマートフォンがPixelの場合は、しばらくは従来通りの運用でいけそうですが、その他のスマートフォンで15GBではたりない場合はどうすればいいのでしょうか?

おすすめの解決方法としては、以下の2つがあります。

■無償の15GBをアップグレードして有償版に切り替える方法です。月額250円で100GBにアップグレードできます。Googleの各サービスとの相性もいいのでオススメです。
■Amazonプライム会員の方は、容量無制限のクラウドストレージ「Amazon Photos」が利用できるので、スマホ写真の保存先をこちらに切り替える方法もよさそうです。

事前にしっかりと準備をして、Googleアカウントのストレージのポリシー変更に備えましょう!

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